およそ1年半の振り返りエントリ
プロローグ
また一つ、仕事に区切りがつきそうなのでエントリをしたためることにした。
あくまで今の案件からリリースされるだけであり、断じていわゆる退職エントリではない。
また、このリリースも自分から志願したものであることをお伝えしておく。
今の案件は一昨年の4Qから今年の1Qまで従事し、約1年半お世話になったことになる。
あまり細かい粒度で振り返ってもぐちゃぐちゃになるので、4半期ごとくらいで振り返ろうと思う。
総括
1年半で仕事関連のエントリを12も作成したらしい（本エントリを含む）。
最初から最後まで何もかもが酷い案件で、正直この1年半を返していただきたいというのが率直な思いである。
が、覆水盆に返らず、今回の経験が今後のプロジェクトで活かせることを祈るしかない。
FY 2019 4Q
案件にアサインされた直後。まだ新型コロナによる影響もほとんどなく、週5で通勤していた頃である。
当時のエントリは通勤時間の長さを嘆くものがほとんどである...
3月のエントリでは案件の内容に対する嘆きがはじまる。
当時の自分に言ってやれることはただ一つ。「結局リリースまで同じ思いを持つことになるぞ。」
FY 2020 1Q
新型コロナが本格的に流行してきた頃である。
案件としてもさすがに苦しくなり、テレワーク（在宅勤務）に切り替えとなった。
一方、テレワークの負の側面をまだ認識できていない頃合いでもあり、長時間勤務やサビ残が当たり前のようになる。
また、同じ案件にアサインされていた同僚とリリースタイミングについて賭けが始まる。早くリリースされたもん勝ち、である。
FY 2020 2Q
弊社内でもテレワークの負の側面が認識されはじめ、私の労働状況にも確認が入ったころである。
お盆休みに一人で国内をプラプラして散財しまくったことはいい思い出。
また、新しいメンバーの参画など業務にも少しずつ変化が生じ始めた。
ちなみに同僚との賭けには負けた。
FY 2020 3Q
とうとう事件が起きる。
自分はその被害者になることはなかったのだが、一歩間違えれば同じく被害者になるところであった。
この事件は案件のターニングポイントであり、その後は「メンタルケア」という切り口を言い訳として働き方を改善していくこととなる。
FY 2020 4Q
新型コロナに伴う緊急事態宣言によって、一切の出勤が取りやめとなった。
そういうわけで、一人暮らしではなく実家からのテレワークに切り替えることにした。
ブログのエントリは少ないが、これは精神が以前に比べて安定していることの裏返しである。
FY 2021 1Q
4月以降も相変わらずエントリがないが、それはつまり未だに実家からテレワークをしているということ。
これまでいろいろ文句を言いつつも頑張ってきた仕事であったが、最後の最後で一気に崩壊することになった。
詳細は避けるが、止血処理以外、自分には取りうる手段がなかった。
無論、もうすぐ私は居なくなるのだから高見からの見物である。
エピローグ
各エントリは当時の思いをただ書き連ねるだけでも、後から振り返ると点と点が線になって面白い物語になるものだと分かった。
このエントリに書けることもないので締めようと思う。
